富永潤二(うなぎの寝床)
福岡県八女市を拠点とし、ものづくりを介して地域の歴史や文化を自分たちなりに調べ、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを見出そうと活動しています。2012年に「九州ちくごのものづくりを伝えるアンテナショップ」としてはじまり、その後業態を「地域文化商社」と位置付けました。小売だけでなく、メーカー、コンサルティング、デザイン制作、企画運営まで地域文化をつないでいくために必要なことを幅広く取り組んでいます。私たちは、その土地らしさを感じることのできる文化をネイティブ(native)と呼び、そこに土地性・歴史性を重んじ、未来に対して思考し続ける人が営みを持続しながら活動する風景をネイティブスケープ(Nativescape)と定義しています。このNativescape、地域文化が見える風景をつないでいくためにその時々やるべきこと、できることを日々模索しています。